• 2026年8月15日

新薬 片頭痛の予防薬 アクイプタ🄬(アトゲパント:atogepant)について

片頭痛治療薬として、経口カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)受容体拮抗薬であるゲハントが立て続けに国内使用が可能となりました。ナルテーク🄬75mg(一般名 リメゲパント;2025年12月16日発売)とアクイプタ🄬60㎎、30㎎、10㎎(一般名 アトゲパント2026年4月17日発売)です。

いとうペインクリニックの院長の伊藤です。今回は、成人における反復性および慢性片頭痛の予防治療薬として承認された新しい経口CGRP受容体拮抗薬のアクイプタ🄬についての話になります。

アクイプタ🄬60㎎製剤の写真

https://a-connect.abbvie.co.jp/products/code/aquipta_image.html

アクイプタ 製剤写真|製品情報|A-CONNECT|アッヴィ合同会社 より抜粋

はじめに

1982年のカルシトニン遺伝子関連ペプチド(以下、CGRP)の発見以来、片頭痛に伴う疼痛においてCGRPが重要な役割を果たすことが明らかにされ、片頭痛の治療の標的物質としてとして考えられるようになりました。片頭痛治療薬としてのCGRP関連製剤の主な作用機序はCGRP伝達シグナルを遮断しCGRPが関与する痛覚伝達や神経原性炎症を抑制することで発揮されるとされています。

CGRP関連製剤として、2021年頃より、注射薬であるモノクローナル抗体であるエムガルディ🄬、アイモビーグ🄬、アジョビ🄬が、片頭痛予防薬として使用可能となりましたが、2025年末~2026年にかけて、ゲパント(gepant)と総称される経口の低分子CGRP受容体拮抗薬であるナルテーク🄬(一般名:リメゲパント)とアクイプタ🄬(一般名:アトゲパント)が立て続けに日本で承認され使用可能となりました。

ナルテーク🄬は予防薬としてのみでなく、急性期にも使用できるCGRP作用を抑制する製剤として注目されています。一方、アクイプタ🄬は、現在、予防薬としてのみの適応とされています。

アクイプタ🄬について

2026年2月19日、片頭痛発作治療薬アトゲパント水和物(製剤名アクイプタ錠60mg、同錠30mg、同錠10mg)として日本での製造販売が承認されました。適応は「片頭痛発作の発症抑制」、用法用量は「成人に1日1回60mgを経口投与する」となっています。

米国においては、2021年9月に反復性片頭痛、2023年4月に慢性片頭痛の予防薬として米国FDAの承認を取得し、米国ではQULIPTA、欧州ではAQUPTAの製品名で販売されています。海外では、2025年11月現在、米国を含む世界61の国または地域において、成人を対象とした片頭痛予防薬として承認されています1)2)。 

補足:

片頭痛とは?  

片頭痛は、一次性頭痛(頭痛の原因となる他の疾患が無い頭痛)に分類され、片側性(両側性もあります)で拍動性の中等度から重度の頭痛発作が4~72時間にわたり継続するとされています。また、片頭痛発作は繰り返し生じ、悪心、嘔吐、光過敏および音過敏を伴うことが特徴で、日常的な動作で頭痛が増悪することも多く、生活に大きな支障を来します。

反復性・慢性とは?

片頭痛は、反復性片頭痛(直近3カ月で月当たりの頭痛日数が15日未満で発生し、そのうち何日かが片頭痛の定義を満たすもの)から慢性片頭痛(3か月を超えて月当たりの頭痛日数が15日以上、かつその8日以上が片頭痛によるもの)へ進行すると考えられています。

片頭痛の有病率は?

国内では15歳以上の片頭痛有病率は8.4%でそのうち5.8%は前兆なしの片頭痛で前兆(頭痛が始まる前に身体に一時的に出現する症状)を伴う片頭痛は、2.6%と報告されています3)。鳥取の大山町の全成人住民調査においては、片頭痛の全体的な有病率は6.0%で女性は男性に比べて片頭痛のリスクが5.9倍高いことが観察されましたが、特に30~40歳代女性で多いと報告されています4)。

参考資料・文献

1.https://www.jmedj.co.jp/blogs/product/product_26216

アッヴィ:片頭痛予防薬アトゲパントの承認を申請[新薬開発・販売 FRONTLINE] – 日本医事新報社 

    2)https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/drug/update/202604/592703.html

    片頭痛予防に2剤目の経口CGRP受容体拮抗薬、末期腎不全患者にも投与可能:日経メディカル

    3)Sakai F, et al. Prevalence of migraine in Japan: a nationwide survey. Cephalalgia.1997;17(1):15-22.

    4)Takeshima T, et al. Population-based door-to-door survey of migraine in Japan: the Daisen study. Headache. 2004;44(1):8-19.

    片頭痛の病態生理におけるCGRPの役割とアクイプタ🄬の作用機序について

    図 アクイプタ🄬の作用機序 ①⇒②⇒③⇒片頭痛発作

    Clin Transl Sci. 2024 Jan;17(1):e13707. doi: 10.1111/cts.13707.Atogepant: Mechanism of action, clinical and translational science Ramesh Boinpally , Mohamad Shebley , Joel M Trugman より抜粋一部変更

    片頭痛発作時にはCGRP濃度が上昇しますが、アクイプタ🄬は、CGRP受容体において、末梢神経より放出されたCGRPの働きを拮抗阻害し、片頭痛発作を抑制すると考えられています。

    参考文献Clin Transl Sci. 2024 Jan;17(1):e13707. doi: 10.1111/cts.13707.Atogepant: Mechanism of action, clinical and translational science Ramesh Boinpally , Mohamad Shebley , Joel M Trugman

    他のCGRP関連製剤の作用については下の表にまとめています。

    CGRP関連製剤の作用について

    エムガルディ🄬、アイモビーグ🄬、アジョビ🄬はモノクローナル抗体であり高分子です。

    一方、ゲハントといわれる、ナルテーク🄬とアクイプタ🄬は低分子化合物です。

    トリプタン製剤は、レイボー🄬と同様に、CGRP放出を抑制しますが、加えて脳血管収縮作用があります。【リザトリプタン(マクサルト🄬)、エレトリプタン(レルパックス🄬)、ゾルミトリプタン(ゾーミッグ🄬)、スマトリプタン(イミグラン🄬)、ナラトリプタン(アマージ🄬)】

    参考文献 Pain Clinic Vol 45 No.6(2024.6)625-634 CGRP関連片頭痛新治療薬とジタン系  頭痛治療薬の意義と実践  前田 倫

    薬価・・・他のCGRP製剤とほぼ同様の金額がかかります。

    アクイプタ🄬薬価(2026年8月12日現在)

    10mg1錠339.90円

    30mg1錠831.30円   

    60mg1錠1461.60円・・・30日30錠で43848円

    (3割負担で計算すると13155円/30日)

    他のCGRP製剤の薬価:(2026年8月12日現在)

    エムガルティ🄬(オートインジェクター42400円/キット・42284円/筒)  

    アジョビ🄬(オートインジェクター38856円/キット)

    アイモビーク🄬(皮下注70mgペン38842円/キット) 

    ナルティーク🄬(OD錠75mg2923.2円/錠)・・・30日15錠で43848円

    (3割負担で計算すると13155円/30日)

    参考資料 

    各薬剤の医療用医薬品の添付文書情報(2026年8月12日現在)を参考にしています。

    副作用として

    添付文書上に過敏症反応の可能性があるので十分注意する必要があるとあります。また、その他の副作用として主なものに、悪心、便秘、食欲減退、傾眠、体重減少、ALT/AST増加(各1%以上)の記載があります。

    薬剤使用に際して、下記の事項についても留意が必要です。

    腎機能低下患者さんに対して

    重度の腎機能障害患者および末期腎不全患者(クレアチニンクリアランス30mL/分未満)に投与する場合、1日1回アクイプタ🄬10mgを投与するとなっています。しかし、重症腎機能患者に対する試験は実施されておらず、使用には注意が必要です。

    OATP阻害薬と併用する場合

    1日1回30mgを投与することとなっています。

    OATP阻害薬は、OATPという取り込み輸送体の働きを弱め、血液中の薬が肝細胞へ取り込まれることを阻害し薬の血中濃度を上昇させます。シクロスポリン, クラリスロマイシン, エリスロマイシン, リファンピシン, ロピナビルとリトナビル, シメプレビルなどがこれにあたります。

    CYP3A阻害剤との併用する場合

    また、CYP3Aは、アクイプタ🄬を代謝する酵素ですが、CYP3A阻害剤は、血中濃度の上昇を招きます。CYP3A阻害剤との併用する場合、1日1回アクイプタ🄬10mgを投与することとなっています。OATP阻害剤であり強力なCYP3A阻害剤でもあるリファンピシンを反復投与したときは、血中濃度はかなり上昇することがわかっています。

    CYP3A阻害剤としては、イトラコナゾールやクラリスロマイシンなどがあります。

    肝機能低下患者さんに対して

    Child-Pugh C(重症の肝機能低下状態)の患者さんの投与には注意が必要とされています。

    妊婦さんの場合

    治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与となっています。

    ラットにおいては、10.9倍以上の用量投与で母体毒性に伴う胎児体重の減少及び骨格異常の発現頻度増加が認められたとのことです。

    授乳婦さんの場合

    母乳への移行が認められるため、授乳の継続又は中止を検討することとなっています。

    小児

    小児にたいする試験は実施されておらず、小児への投与はできません。

    保存方法

    室温保存で 有効期間は、36ヵ月とされています。

    参考資料 

    ・https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00071998医療用医薬品 : アクイプタ (アクイプタ錠60mg 他)

    ・2026年2月作成(第1版)アクイプタ🄬添付文書

    アクイプタ🄬ナルティーク🄬の違いについて

    アクイプタ🄬は、現時点では、片頭痛予防薬としてのみ使用が認められています。片頭痛の急性発作時のCGRP関連製剤は、現時点でナルティーク🄬 しかありません。また、予防薬としても認められていますので、ナルティーク🄬の方が、アクイプタ🄬より汎用性の面から良い印象があります。但し、アクイプタ🄬は、ナルティーク🄬では投与を避けることが望ましいとされる末期腎不全患者に対して、10㎎に減量して投与することが可能です。

    片頭痛予防薬としての効果は、アクイプタ🄬とナルティーク🄬のどちらが有効なのでしょうか?

    これについては、ナルティーク🄬とアクイプタ🄬はともに新しいCGRP関連製剤で、現時点で直接に比較評価した研究は報告されていません。

    このように直接の比較試験が存在しない状況では、各試験の結果データを統合して、 間接的に薬剤間の治療効果を推定する方法がとられます。

    要するに、「Avs B」の直接比較がなされていない場合に、「A vs プラセボ」という研究結果と「B vs プラセボ」という研究結果を統合して、間接的に「A vs B」を推定するというものです。

    注意点として、この解析に使用されるプラセボ群は、AとBとでは異なっています。また評価基準が異なることもありますので、薬剤の効果判定においては、これらのバイアスを加味して考察する必要があります。

    以下、アクイプタ🄬とナルティーク🄬についてなされた論文①②③④について簡潔に結果を示します。

    • 日本人において行われたアクイプタ🄬とナルティーク🄬の頭痛日数減少についての比較解析の結果です。

    Expert Rev Neurother. 2026 Jan;26(1):91-100. doi: 10.1080/14737175.2025.2599853. Epub 2025 Dec 21.Comparative effectiveness of atogepant and rimegepant for migraine prevention in Japanese patients: an anchored matching-adjusted indirect comparison

    Tsubasa Takizawa , Gina Ahmadyar, Emma Tyas, Molly Duan , Ifeanyi Ubamadu , Toru Yamazaki , Haris Jameel , Judy Chen , Keisuke Suzuki , Noboru Imai , Yoichiro Hashimoto , Naoko Sanno , Hisaka Igarashi , Pranav Gandhi , Mamoru Shibata

    3つのプラセボ対照試験が含まれています。アクイプタ🄬(アトゲパント)試験としてRELEASE試験と PROGRESS試験、そしてナルティーク🄬(リメゲハント)試験としてBHV3000-309試験が解析に使用されています。

    上のグラフは、それぞれの薬剤が、プラセボ群(偽薬群)と比べ月間平均頭痛回数がどれだけ低下したかを表しています。グラフ(a)より、12週間の期間において、平均してアクイプタ🄬が、2.83日頭痛が減少しているのに対し、ナルティーク🄬は、1.50日頭痛が減少したことを表しています。(b)によると予防薬投与の初期(最初の1カ月)よりアクイプタ🄬60㎎のほうが、ナルティーク🄬75㎎より、ベースラインから統計的に有意差をもって頭痛回数が減少しており、後半の期間においても有意差をもってアクイプタ🄬の方が、頭痛の発生頻度が少なかったことが示されています。また、グラフは記載していませんが、月間での平均急性薬使用日数も有意差をもってアクイプタ🄬の方が少なかったことも報告されています。

    補足:

    ベースラインと評価方法:アクイプタ🄬とナルティーク🄬の試験で実施されたプラセボ群(偽薬使用)によっても頭痛日数は低下しています。評価方法は、プラセボ群の頭痛日数を基準(ベースライン)にして、2剤が、プラセボに対してどれぐらい日数が減少したかで評価しています。

    統計的有意:アクイプタ🄬とナルティーク🄬2薬剤間において、頭痛発生日数減少の程度に統計的に有意差があるかをみています。

    95%信頼区間(95%の確率でその区間の中に平均値が含まれることを表す)において0をまたいでいないこと、★印は有意差ありを表しています。

    上のグラフでは、(-2.48から-0.18)、(-2.74から-0.31)、(-2.97から―0.16)

    すべて0をまたいでいません。

    • 海外において行われたアクイプタ🄬とナルティーク🄬の頭痛日数減少についての比較解析の結果です。

    Cephalalgi. 2024 Feb;44(2):3331024241235156. doi: 10.1177/03331024241235156.

    Comparative efficacy, quality of life, safety, and tolerability of atogepant and rimegepant in migraine prevention: A matching-adjusted indirect comparison analysis

    Cristina Tassorelli , Kateryna Onishchenko , Rashmi B Halker Singh , Molly Duan , Laure Dupont-Benjamin , Matthew Hemstock , Corey Voller , Peter McAllister , Stephanie J Nahas , Pranav Gandhi , Jessica Ailani  

    2つのアクイプタ🄬試験であるADVANCEとPROGRESSとナルティーク🄬試験であるBHV3000-305の参加者データを統合し、片頭痛予防薬としての治療効果の比較を実施しています。

    (a)試験期間3か月の間、(b)9-12週の試験期間の後半において共に有意差をもって、アクイプタ🄬の群で月平均の頭痛発生日数が減少していました。

    • 海外において行われたアクイプタ🄬とナルティーク🄬内服によるの頭痛頻度減少の割合を比較解析した結果です。

    Headache. 2024 Nov-Dec;64(10):1253-1263. doi: 10.1111/head.14824. Epub 2024 Sep 9.

    Cost per treatment responder analysis of atogepant compared to rimegepant for the preventive treatment of episodic migraine

    Jessica Ailani , Pranav Gandhi , Anjana Lalla , Rashmi Halker Singh , Peter McAllister , Jonathan H Smith , Brett Dabruzzo , Natty Chalermpalanupap , Kari Kelton , Stephanie J Nahas

    米国で反復性片頭痛患者に対して予防薬としてアクイプタ🄬とナルティーク🄬の治療による、頭痛頻度が減少した割合についての分析をおこなっています。

    アクイプタ🄬のADVANCE試験およびナルティーク🄬のBHV3000-305試験の登録試験の公開データが用いられています。

    結果

    ≧50% Responder:内服によって中等度から重度の片頭痛の発生日数が50%以上減少したものを≧50%リスポンダーとしています。

    50%以上頭痛頻度が減少した割合は、ナルティーク🄬の51.8%に対しアクイプタ🄬の方が64.9%と高い結果となっています。また、プラセボとの比較でアクイプタ🄬は、信頼区間に重なりが認められないことから内服によって有意に頭痛頻度を減少させていることがわかります。この文献では、反復性片頭痛に対して、アクイプタ🄬の費用対効果が高い可能性があることも述べています。

    注意点:文献②③の研究に使われた患者群は、一部重なっています(ADVANCE試験とBHV3000-305試験)。似通った結果になった可能性を考慮する必要はあります。

    • 慢性片頭痛患者さんに対する予防薬の有効性についてのランダム化比較試験を集めて解析した論文です。

    Ann Intern Med. 2026 Jun;179(6):823-834. doi: 10.7326/ANNALS-25-02221.

     Epub 2026 May 5. Effectiveness and Tolerability of Pharmacologic Prophylaxis for Chronic Migraine : A Systematic Review of Randomized Controlled Trials

    Malahat Khalili , Faraidoon Haghdoost, Amin Liaghatdar , Kian Torabiardakani , Fatemeh Mahdian , Tal Levit , Sara Moradi , Ehsan Hedayati, Farzaneh Ahmadi , Sahar Khademioore , Tariq Atkin-Jones , Ahmad Sofi-Mahmudi , Vivek Patil , Fatemeh Mirzayeh Fashami , Soheil Mehmandoost , Harjind S Kahlon , Rachel J Couban , Kameshwar Prasad , Seyed-Mohammad Fereshtehnejad , Norman Buckley , Jason W Busse , Behnam Sadeghirad   

    Medline、Embase、Cochrane Central Register of Controlled Trials、PsycINFO、Web of Science、Scopusより2025年10月まで網羅し、結果、43件のランダム化比較試験(14,725名)が調べられています。

    結果

    エプチネズマブ(海外:バイエプティ🄬)、アイモビーク🄬、アジョビ🄬、エムガルディ🄬およびアクイプタ🄬がプラセボと比較して月間の片頭痛日数を2回減少させることが示唆されており、慢性片頭痛予防に対しほとんどのCGRP製剤は有効であろうと述べられています。しかし、ナルティーク🄬はおそらく効果がないもしくは低いとの結果でした。ボツリヌス毒素は月間片頭痛日数をわずかに減らす可能性が示されましたが、副作用も多いことが示され、予防薬としてのトピラマート(抗てんかん薬)、バルプロ酸(抗てんかん薬)、プロプラノロール(βブロッカー)の研究は少なく、バイアスリスクが高く評価は困難との結果でした。また、ほとんどの試験は比較においてのバイアスリスクが高く、比較可能なものはほとんどなかったとしています。

    院長の感想

    これらの結果をみると、予防薬としては、アクイプタ🄬の方が、ナルティーク🄬より片頭痛予防薬としては優れているようにも思えますが、現時点では断定はできません。個人によって、アクイプタ🄬よりナルティークの方が優れていると感じる人もおられると思います。しかし、現時点で、経口CGRP製剤としてアクイプタ🄬を片頭痛予防薬として患者さんにすすめる根拠になると思っています。

    一方、片頭痛発作の急性期に、通常使用のトリプタン製剤で痛みが緩和せず、当院を受診された患者さんに、ナルティーク🄬を処方し、症状が緩和された患者さんもおられます。急性期の片頭痛選択薬として、ナルティーク🄬の出現によって、治療の選択肢が広がったと実感しています。

    頭痛でお悩みの方は、ぜひ一度、いとうペインクリニックにご相談ください。あなたの痛みに心から寄り添い、快適な毎日を取り戻すためのお手伝いをさせていただきます。

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