• 2025年3月12日

若い世代にも広がる帯状疱疹

早期診断と適切な治療が鍵

最近、50代以上の方だけでなく、20~40代の働き盛りの世代でも帯状疱疹の発症が増えていることが報告されています。一般的に、帯状疱疹は加齢による免疫低下が原因とされていますが、若い世代での増加には別の理由が関係している可能性があります。

なぜ若い世代にも増えているのか?

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じ「水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)」によって引き起こされます。日本人の成人の9割以上の体内にはこのウイルスが潜んでおり、過労やストレス、免疫低下をきっかけに再活性化することで発症します。

特に、2014年に水痘ワクチンが定期接種となり、子どもの水ぼうそう患者が減少したことで、親世代がウイルスに触れる機会が減少しました。その結果、免疫のブースター効果が得られなくなり、帯状疱疹の発症年齢が若年化していると考えられています。

帯状疱疹の症状

  • ピリピリ・チクチクとした痛み
  • 皮膚に発疹や水ぶくれができる
  • 患部に沿って帯状に広がる発赤
  • 発熱や倦怠感を伴うことがあります。

特に顔に帯状疱疹が出ると、角膜炎や顔面神経麻痺を引き起こすリスクがあり、注意が必要です。放置すると「帯状疱疹後神経痛(PHN)」として長期間痛みが続く場合があります。

ムゼイ・ハント症候群が若い芸能人にも広がる

帯状疱疹の中でも、顔面神経に炎症が起こることで発症する「ラムゼイ・ハント症候群」は、顔面神経麻痺や耳の発疹、難聴などを伴う重い症状を引き起こすことがあります。実際に、ジャスティン・ビーバー氏や葉加瀬太郎氏、寺島しのぶ氏など、芸能人の中にもこの病気に罹患し公表している方がいます。

  • ジャスティン・ビーバー(2022年公表)
  • 葉加瀬太郎(発症後、回復し活動を継続)
  • 寺島しのぶ(2024年に入院治療)

この病気は、免疫低下時に帯状疱疹ウイルスが顔面神経に影響を受けて発症します。発症後72時間以内の抗ウイルス薬・ステロイド治療が予後を左右するとされ、早期診断と治療が不可欠です。

帯状疱疹を発症したら ー いとうペインクリニックでの治療

帯状疱疹の痛みは、急性期(発症時)帯状疱疹後神経痛(慢性期)に分かれます。初期の段階で抗ウイルス薬を服用し、炎症を抑えることで症状の軽減が期待できます。また、ペインクリニックでは神経ブロック注射を用いて、痛みの管理を行うことも可能です。

いとうペインクリニックの治療内容

  • 急性期の帯状疱疹治療:抗炎症薬、鎮痛薬、神経ブロック注射
  • 帯状疱疹後神経痛(PHN)治療:鎮痛薬、湿布、神経ブロック注射
  • 重症例の場合:脊髄電気刺激療法などの専門治療を推奨
  • 帯状疱疹の予防 – ワクチン接種が重要

帯状疱疹の予防には、ワクチン接種が有効です。特に50歳以上の方には、不活化ワクチン「シングリックス」が推奨されており、2回の接種で高い予防効果が得られます。

ワクチンの種類と特徴

  • シングリックス(不活化ワクチン):97%以上の発症予防効果、2回接種(費用:22,000円×2回)
  • 弱毒生ワクチン:1回接種で費用が安価だが効果はやや低い

いとうペインクリニックでは、シングリックスの接種を行っています。

帯状疱疹の痛みにお悩みの方は、いとうペインクリニックへ

帯状疱疹は早期の治療が重要です。もし発症した場合や、痛みが長引く場合は、ぜひ「いとうペインクリニック」にご相談ください。

いとうペインクリニック

住所大阪府大阪市東淀川区東淡路4-28-14 E’sメディテラス3F
最寄駅:阪急淡路駅徒歩1分 / JR淡路駅徒歩3分
診療内容:ペインクリニック、内科、鍼灸治療
院長:伊藤 一樹(医学博士)
専門資格:麻酔科専門医、ペインクリニック専門医、総合睡眠専門医

帯状疱疹の痛みを適切に管理し、後遺症を防ぐために、ぜひ早めの受診をご検討ください。

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